看護師は日々学習!

看護師は日本全国で150万人以上の方が活躍しており、専門職の中でも人気の職業です。その背景には、高齢者社会が深刻化していることや、社会保険制度が諸外国と比べても整っていることが看護師のニーズの高さにつながっていると言っても過言ではないでしょう。

看護師になるためには、一般的には高校を卒業後、短大や大学、専門学校で学ぶ必要があります。そして、看護師の国家試験で合格を勝ち取らなくてはなりません。なお、国家試験と聞くとかなり高いハードルだとイメージする人が少なくありませんが、看護師の国家試験の合格率は90%前後となっており、比較的合格のしやすい国家試験と言われています。ただし、短大や大学では専門知識やスキルなどをみっちり学び、実習もこなさなければならないため、決して楽な学生生活が送れると言う訳ではないので覚悟しておきましょう。

ちなみに、国家試験では、あくまでも看護師として働く上での最低限の知識を求められるため、看護師としての第一歩に過ぎません。したがって、新人看護師は、現場デビューを果たしたあともセミナーや勉強会などに参加して、積極的に知識やスキルを身につけていく姿勢が大切です。医療技術は目覚ましく進歩しているので、自分のためにも、患者のためにも、責任感とプライドを持ってスキルを磨きつつ、働かなくてはなりません。

医療機関の中には、看護師のスキルアップやモチベーションアップのためのセミナーや勉強会を積極的に開催しているところもあるので、モチベーションを高く維持して働きたいという方は、病院や診療所選びの際には研修制度もチェックしておくと良いでしょう。